TOEIC900点あったら就職に有利なのか?
疑問を抱いていると思います。
私はTOEIC915点を取得して就活をしたことがあります。
その時の体験からいえば、TOEIC900点は就職に確実に有利になる
と思っています。
この記事ではTOEIC900点が就職に有利なことを
体験談を交えながら説明します。
さらに、TOEIC900点を就活で最大限に活かすコツもお教えします。
参考にされてください。
TOEIC900点取ると就職に有利!私の就活体験談を話します
私はTOEIC915点を取得した後、就職活動にのぞみましたが、
TOEIC900点超えは就職で有利になると思いました。
私が受かったのは2社でしたが、
すべてTOEICのスコアのおかげで採用されたと思っています。
- 海外向けの通販ショップの会社
- 英会話スクール
採用された会社の1つが海外向けの通販ショップの会社です。
海外向けのネットショップで、日本であつかう商品を国外に販売している会社でした。
ホームページも英語、顧客とのやり取りも英語でおこなわれるため、
英語力は必須でした。
面接ではTOEICのスコアについて何もつっこまれませんでしたし、
正直、受かる自信はありませんでした。
しかし、採用されました。
そして2つ目は英会話スクールです。
英語講師のポストであったため、当然ながら英語力は必須でした。
英語を教えた経験は全くありませんが、
こちらも採用されました。
TOEIC以外にも採用される要素があったのでは?
と思うかもしれません。
しかし、就活をしていた当時、私は職歴なしの28歳でした。
大学を卒業してからバイトくらいしかしたことがありません。
さらに、私はコミュニケーション能力にも自信がありませんでした。
面接が大の苦手で、コンビニやマクドナルドなどのバイトでも何度も落とされた経験があります。
そんな私が採用された理由はTOEIC915点だったからなのではないか
と分析されています。
もしTOEICのスコアがなければ、すべて不採用だったでしょう。
TOEIC900点が就職で有利になる3つの理由
なぜTOEIC900点が就職に有利になるのか。
3つの理由考えられます。
- 7割の企業がTOEICのスコアを参考にしている
- TOEIC900超えの人材は希少価値がある
- 目標に向かって努力できる能力があると評価される
7割の企業がTOEICのスコアを参考にしている
約7割の企業がTOEICのスコアを参考にしているというデータがあります。
以下はTOEIC運営団体であるETSがおこなった調査結果です。
引用元:http://www.iibc-global.org/library/default/toeic/official_data/lr/katsuyo_2013/pdf/katsuyo_2013.pdf
TOEICのスコアを「参考にしている」「参考にすることがある」と答えた企業は
全体の69.3%にのぼりました。
つまり、企業の約7割がTOEICのスコアを採用時の参考材料にしているということです。
7割というと多すぎなのでは?と思うかもしれませんが、
私はそうは思いません。
国際化社会の現在、海外進出を考えている企業は増えています。
英語ができる人材を確保したいと思って当然だと思います。
TOEIC900超えの人材は希少価値がある
TOEIC900超えの人材は希少価値があります。
あなたの周りにTOEIC900超えの人は、どれくらいいるでしょうか。
おそらく、あまりいないと思います。
TOEIC運営団体であるETSのデータによれば、
TOEIC900点以上の人は全体の3.5%しかいないそうです。
TOEIC800点代の人が全体の9.4%いることを考えれば、
いかに希少性があるかわかるでしょう。
私自身、TOEIC800点代までは周りからそれほど注目されていませんでしたが、
TOEIC900点を超えてからは周りからの目が明らかに変わりました。
「すごい!」と言われることが増えたのです。
TOEIC800を取れる人はそこそこいても、TOEIC900はなかなかいません。
企業からしても希少価値が高い人材だと思われます。
目標に向かって努力できる能力があると評価される
また、TOEIC900だと目標に向かって努力できる能力があると評価されます。
さきほど言いましたように、
TOEIC900以上は、全体の約3%であり、難関です。
普通の人であれば、1年以上、猛勉強しなければなかなか取得できません。
並大抵のことではないのです。
困難な目標に向かって忍耐強く努力し、目標を達成したという点で
会社から評価されると思います。
会社の業務においても、目標に向かって歯を食いしばって努力しなければ
ならないことが多々あります。
TOEIC900を達成できたということは、それ相応の忍耐力があると
判断できます。
- 7割の企業がTOEICのスコアを参考にしている
- TOEIC900超えの人材は希少価値がある
- 目標に向かって努力できる能力があると評価される
以上の3つがTOEIC900が就職に有利になる理由でした。
ただし、外資系や大企業はTOEICだけでは入れないかも
TOEIC900だと就活で有利なのはたしかです。
しかし、一部の外資系や大手有名企業だと、
TOEICのスコアだけで受かることは厳しいかもしれません。
そもそも外資系や大手企業は採用枠が限られており、狭き門です。
”TOEICだけ”でパスするのは難しいと思います。
TOEICに加えて、学歴、職歴、コミュニケーション能力などが要求されます。
TOEIC900だとプラス評価されることはたしかですが、
それだけで即採用されることは稀でしょう。
また、英語を全く必要としない会社の場合でも、
TOEICの点数だけで採用されることはなかなかないと思います。
TOEIC以外の要素も重要になってきます。
つまり、TOEIC900点が特に有利になるのは、
(一部の外資系や大手企業を除いた)英語を使う仕事
だということです。
外資系や大手企業、あるいは英語が全く必要ない会社では、
そこまで有利にならないかもしれません。
TOEIC900点を就活で活かすコツとは?
ここからはTOEIC900点を就活でより活かすためのコツをお教えします。
同じTOEIC900点でもやり方次第では、さらに就活を有利にできます。
コツは2つです。
- あえてアピールしない
- 英語のスピーチを用意しておく
あえてアピールしない
1つ目があえてTOEIC900点をアピールしないことです。
TOEIC900点はたしかに武器ですからアピールしたくなる気持ちはわかります。
しかし、あまりにアピールすると逆効果になることもあります。
というのも、履歴書にTOEICのスコアを記入しているので、
わざわざ言わなくても面接官は知っているからです。
特に、TOEIC900超えはかなり目立つので、必ず面接官の目に留まっています。
履歴書に書いてあることをわざわざアピールするのは、
人によってはうっとおしがられるかもしれません。
日本社会では謙虚を美徳としますし、
アピールは控えめにしておいた方が好感をもたれることが多いです。
アピールしたくなる気持ちはわかりますが、
あえてしないことで「謙虚でデキる人」を演出できます。
英語のスピーチを用意しておく
2つ目が英語のスピーチを用意しておくことです。
面接で英語のスピーチテストがない場合がほとんどだとは思います。
しかし、面接中にアドリブで「英語で何かしゃべってください」と言われる
場合がありえます。
もし何も考えていなければ、頭が真っ白になり上手くしゃべれないでしょう。
万が一の場合に備え、なにか英語のスピーチを用意しておくとよいでしょう。
簡単な自己紹介でも構いません。
TOEIC L&Rではスピーキングのテストがないので、
スピーキングが苦手な人は多いと思います。
実際TOEIC900超えでも大して英語を話せない人はいます。
だからこそ、英語を話せたら他の人と差をつけられます。
面接で英語を話す予定がないとしても、
事前に準備しておくことをおすすめします。
TOEIC900点を取得するには、どうすればいい?
いかがだったでしょうか。
すでにTOEIC900点を超えている方は自信をもって就活や転職にのぞまれてください。
TOEIC900もあれば必ずやプラス評価されるはずです。
まだTOEIC900点を取っていない方は、ぜひがんばってください。
TOEIC900は難しいですが、取る価値はあります。
私自身、昔は「TOEIC900なんて雲の上だなあ・・」と思っていました。
有名大学出身ではありませんし。
しかし、黙々と勉強をつづけた結果、最終的にTOEIC915点を取得できました。
あなたにもできないことはありません。
以下の記事で私がTOEIC915点を取るまでにやった勉強法を公開しています。
→【TOEIC対策】独学で900点超を取得した私の勉強法を公開!
参考にされてください。